◆第１回　蛯原達朗◆
はじまりました新企画、お宅訪問！・・・じゃなかった、いきなりインタビュー！ この企画は、劇団メンバーをランダムに襲撃し、対談形式で色んな話を聞いちゃおうというものです。 意外に知らなかったあの人の素顔が覗けるかもしれませんよ〜。 記念すべき第１回目は、やはりこの人。 昨年の舞台では初の女性役（しかもかぶりものつき！）を見事にやりこなし、その演技の幅をいっそう広げたと評判の ＳＰＣの看板俳優、蛯原達朗氏です。

蛯原達朗　１９６２年１２月６日生まれ　ＡＢ型 ◆ＳＰＣ出演歴（代表作）◆ 『ポセイドン仮面祭』『ちんちろりん』『ゴジラ』『ジプシー』 『夢の湖』『猿飛佐助』『回送列車の観る夢』「１２人の優しい日本人』 『ブリザードミュージック』『ＭＩＳＣＡＳＴ』『食卓の木の下で』 『幸せな孤独な薔薇』『さよならノーチラス号』 『トランスホームREFORM』 ◆その他客演歴◆ 宮崎県演劇協会合同公演『半ぴどん』 劇団夢『神様のミステイク〜おしりのヒミツ〜』 劇団奇兵隊『おかしな二人』 その他映画・ドラマのエキストラやＣＭにも出演あり
	昨年の舞台『トランスホームＲＥＦＯＲＭ』より芽賀蔵代（おかん役）左

※インタビュー記事中の色の変わってるところは小窓が開きます※

きっかけは・・・同窓会。
Ｄ２ 蛯原 Ｄ２ 蛯原 Ｄ２ 蛯原 Ｄ２ 蛯原 Ｄ２ 蛯原 Ｄ２ 蛯原 Ｄ２ 蛯原 Ｄ２ 蛯原 Ｄ２ 蛯原 Ｄ２ 蛯原 Ｄ２ 蛯原 Ｄ２ 蛯原 Ｄ２ 蛯原 Ｄ２ 蛯原 Ｄ２ 蛯原 Ｄ２ Ｄ２　 蛯原 Ｄ２ 蛯原 Ｄ２ 蛯原 Ｄ２	「こんにちわ。」 「こんにちわ。ペ・ヨンジュンこと蛯原です。」 （つまらないギャグは無視して）「よろしくお願いします。」 「こちらこそ。」 「ではまず、ベタな質問から・・・ＳＰＣに入ったきっかけは 何ですか？」 「きっかけはですね〜団長とは同級生なんですが 同窓会の話をしに会いに行ったんですよ。 芝居の練習をやってた城ノ下公民館に。 それは第２回公演の練習で、１回目は私も見たんですが。」 「はい。」 「で〜同窓会をどうそうかい？なんて言ってね。」 「ふっ・・・」（苦笑） 「今笑うとこ！（強制的に）で、今ちょっとヒマ？ヒマならちょっとこの場所に立ってて とか言われて、台本持って立って。」 「いきなりセリフもですか？」 「たぶん、言ったような記憶が・・・。」 「へぇー。」 「で、そのまま『出られる？』とかいう話になって。」 「役者としてですか？いきなり・・・それがいくつの時ですか？」 （一瞬固まって）「えー２０年前ですから・・・３歳ですか？」 （苦笑）「かなりブーイングなんですけど。」 「今のは笑うとこじゃないっ！（気をとりなおして）２０歳になる年かな〜。」 「初めからキャストで？」 「ええ。真実への冒険という作品ですね。主役級の料理人と主役級の漁民という 重要な役を。」 「主役級の役をいっぺんに２つは出来ませんから！（つっこみ） で、第一声のセリフは覚えてます？」 「『女王陛下様！』だったと・・・たぶん。まだ初代メンバーがいた頃ですね。 夏休みに１ヶ月で芝居作って公演するという。」 「あ〜みんな大学生だったんですよね。公演は何処でやってたんですか？」 「県民文化ホールで。」 「あ、その頃から。」 「もうずーっと。他の場所でやったのは、『ブリザードミュージック』の芸術劇場が初めてかな？ 「そうなんですよね〜。話は戻りますけど、芝居の経験はそれまで全くなかったんですよね？」 「全くないですね。」 「初舞台の感想ってどうでした？やり終えた時は。」 「う〜ん・・・（考え込む）まぁ、役になって舞台に立って大きな声でセリフを言うのは、正直なところ 快感ですよね。」 「本当そうですよね。じゃあ、芝居にハマったなって思った瞬間とか作品って何かあります？」 蛯原 Ｄ２ 蛯原 「これでハマったっていうのは特にないね。 やっぱり、いい作品を作ろうっていう気持ちで、 みんなで少しずつ作っていくじゃないですか。 みんなで力を合わせて。団長の家に集まって 時には酒を飲みながら語って。 で、飲み明かした次の日に大道具作りとか。」 （笑）「若いですからね〜時間もあるし。」 「そんな中で徐々にですね。これがきっかけって のはないですけど。」 「なるほどね。」 「役作りってものを真剣に考え始めたきっかけは『ジプシー』ですかね。 カンさんという役で。」 「あの、髪をバッサリ切って角刈りにしたという。」 「ええ、会う人ごとに『何か悪いことやったの？』って聞かれましたけど。」 「ああ〜罰として頭剃った、みたいな。」 「そうそう。で後頭部に、子供の頃すべり台から落ちて出来たハゲがありまして。 カンさんにハゲはちょっと・・・ってことで黒のマッキーペンで塗ったんですよ。 それが有名な『マッキー増毛法』ですね。考案者は私です！」 「ああーあの有名な！ってそんな話はいいんですけど・・・。」
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